開成町のプレスリリースの書き方はちょっと気に入らないので私なりに書き換えます。

当社が開成町に2号機目、通算8号機目のソーラーシェアリングとして建設した開成あじさいの郷ソーラーシェアリング2。

建設に際して今回は重点加速化地域に認定され再エネ普及に交付金を活用出来る開成町と談判してソーラーシェアリング建設に関わる補助金を創ってもらいました。

その時にその交付要件である「同一市町村内での消費」をクリアするため、

先に開成町に建設したソーラーシェアリングで東京都の補助金を使う際に売電先のグリンピープルズパワー(GPP)

と共に作りました小田原かなごてファームが作るソーラーシェアリングの電気を東京都の需要家に東京電力よりも安く供給するプラン(再エネダイレクト)

をヒントに開成町民に開成町で作ったこのソーラーシェアリングの電気を東京電力よりも安く供給するプランを開発するよう新電力会社に要請しました。

当初は率直に言って今まであまり関係が良かったとは言えない湘南電力さんに要請するつもりは私にはありませんでした。

日頃から取引があるGPPやみんな電力さん等にも声をかけていた事も事実でした。

しかし開成町さんからの思わせぶりなサジェスチョンもあり又小田原で進めているエネルギーの地産地消プロジェクトの観点からも、

更には市長選挙の結果も踏まえて一円融合の観点から湘南電力さんともしっかり連携して行く必要もあると判断し接触。

詳細を詰めて合意に至りました。

湘南電力さんとは近くて遠い関係からエネルギーの地産地消の具体的な取組を形にする第一歩が構築出来て良かったです。

湘南電力さんも真摯に仕組み構築に汗をかいて頂き、我々にとって充分にメリットになる形をとってもらいました。

心から感謝いたします。

当社と湘南電力が緩い形ではあっても協業することは『この地域の薩長同盟』ともいえます。

それだけ色々ありましたし、ありますので意義深いことです。

目指すところは同じですのでこれをご縁により良い関係を築いて参りたいと思っております。

そして先ほどの仕組みは小田原かなごてファームが発電事業者として独占するものではありません。

従って開成町としても町民理解や啓発、メリットの点からも発電事業者を広げ、

より多くの電力を調達出来ればより多くの町民に恩恵が広がるとの観点からこれを仕組化し広くプレスリリースしたということです。

12/23の13:30-開成町役場にて行います。

是非よろしくお願いします。