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2025年04月11日
テーマ:街づくり
2024年に再度、誕生した加藤憲一小田原市長。

 

第二次加藤憲一政権ともいうべき現下の小田原市政。

その加藤憲一市長のマニュフェストには、重要テーマとその取り組みの中で、わざわざ電源開発の一つの手法に過ぎないソーラーシェアリングを

「新しい成長」への積極的なチャレンジ

として

『ソーラーシェアリング~農業と再生可能エネルギーの相乗効果で経済を耕す~』

矢作の里ソーラーシェアリング(5号機)

と明記しています。

いわば196あるマニュフェストの項目でもひときわ高い次元の公約に位置づけられることとなっているわけです。

これは小田原かなごてファーム、私がこの間にソーラーシェアリングの推進に並々ならぬ決意と実装を手掛けてきた成果だと考えています。

また、加藤憲一市長を市長に戻すべく、私自身が選挙での振る舞いが与党政治家や経済人たちの逆鱗に触れ?非常に苦しい立場に追い込まれた中から這い上がる。まさに血反吐を吐くかの如き動きをしたことの成果でもあると個人的には思っています。

現在、わたくし共のソーラーシェアリングは7基となり、神奈川県では最大の所有となっています。神奈川だけでなく全国屈指の実践力を成し遂げている中にあって、いよいよ小田原市が行政として一歩踏み込む段階になっているという局面をとらえて全国規模で開催をしているソーラーシェアリングサミットを再び小田原に誘致することとしました。

金次郎の里ソーラーシェアリング(3号機)

“再び”

と書いたのは、2018年に小田原で開催をしたことがあったからです。それから7年。多くの目まぐるしい劇的な変化がありました。ソーラーシェアリングの業界でもしかりです。局長通達から農地法施行規則へと根拠が変更したりなどなど。

当時とは大きく変化している中でこうした小田原市の置かれた状況を捉えて改めてソーラーシェアリングサミットを誘致することは非常に意義深いことだと思いました。

ソーラーシェアリングサミットは長野県上田市で開催され、その後2018年に小田原、2019年に柏、2020年はネット配信、21年と22年はコロナ等の関係もあって未開催で23年、24年は東京で開催してきました。今回は久々の地方開催です。

目的は小田原での私どもが開成町で手掛けた一本足工法による水稲栽培による営農型発電の実装を見てもらいたい、という思いもありました。

開成あじさいの里ソーラーシェアリング(7号機)

今回は丸々1日以上、分科会も設けて全体会も含めて、徹底的にソーラーシェアリングについて勉強する機会を作りました。

7/4(金)10:00-12:00は、分科会①、分科会②を行います。

分科会①では営農型発電下部農地での農業生産の現状と課題について実践家と研究者から報告を頂きディスカッションします。

実践家としては静岡県富士宮市で16基のソーラーシェアリングを有しているカネヘイファームの後藤社長に登壇頂きます。

カネヘイファーム⇒https://x.com/kanehei_farm

分科会②では、脱炭素先行地域でソーラーシェアリングを活用して行っている全国の事例の実践者やソーラーシェアリングの設計施工の現状と課題/問題点。

新しい工法としての「一本足」「垂直型」の現状と課題などなどを議論します。NEDOの設計施工ガイドライン等も議論の話題となるかもしれません。

午後からは全体会と称して千葉エコ・エネルギーの馬上社長、千葉大学の倉阪教授(環境省の出身)等から基調講演を頂きます。

その後、若者トークを挟み、全体セッションでは上記の識者も加え、私や加藤憲一小田原市長などにも討議に加わっていただき、地域づくりの中でのソーラーシェアリングの可能性と未来と課題などについて徹底的な総括セッションを行っていきます。

翌日はエクスカーションとして午前中いっぱい小田原かなごてファームの一本足の営農型太陽光発電を中心にいくつかの圃場を巡ります。

参加費は分科会+全体会参加で5000円。全体会のみ4000円。懇親会5000円。エクスカーション2000円。となっています。

場所は小田原市民活動交流センターUMECO第一~第三会議室です。

久々の小田原開催となりますので、ぜひ、多くの皆さんが積極的に参加され、ソーラーシェアリングについて気づきと学びの機会となりますことを心から希望しています。

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